太ももの裏やお尻にできやすく、一度つくとなかなか解消できないといわれるセルライト。
セルライトのない本来のツルっとした柔らかい肌を目指したいものです。
そこで、セルライトの正体と対処法をご紹介します。
セルライトの正体

●セルライトは老廃物ではない
セルライトとは、脂肪や老廃物が固まったものという情報がありますが、老廃物ではありません。
セルライトも通常の脂肪も構成は変わらず同じです。
●セルライトは異常ではない
セルライトのデコボコを見ると、異常なものと感じますが医学的にはセルライトは特殊なものではなく、ごく普通の脂肪とされています。
●痩せている人にもできる
セルライトは太って脂肪がつくとできるという印象がありますが、全く違います。
セルライトは特殊なものではなく、脂肪組織が変性して繊維組織が増えた状態ですので、太っている人も痩せている人も、その脂肪の量に関係なく誰にもできるものです。
セルライトの正体、できる理由

①運動不足と脂肪の蓄積
セルライトができやすくなる原因の一つは、余分な皮下脂肪を溜め込んでしまうことにあります。
運動不足になると代謝が低下して血液の循環も悪くなるだけでなく、脂肪も蓄積されやすくなるため、セルライトができやすい状態となってしまうのです。
②筋肉量の減少による循環機能の低下
筋肉量の減少もセルライトができやすくなる原因となります。
特に学生の時運動部だった方は、その後運動習慣がなくなって筋肉量が減少すると基礎代謝や循環機能が低下して、セルライトができやすい状態となってしまうのです。
③冷えやむくみによるセルライト
運動不足や筋肉量の減少によって、基礎代謝や循環機能が低下すると脂肪が蓄積されるだけでなく、身体の冷えやむくみを招いてしまいます。
冷えやむくみは末梢の循環を低下させるため、セルライトをつくりだしやすくなってしまうのです。
④タバコやストレスによるセルライト生成
タバコを吸う習慣がある方やストレスを抱えている方もセルライトには注意が必要です。
タバコは血管の状態を悪化させて、過度なストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こしてしまいます。
血液の循環の低下やホルモンバランスの乱れもセルライトをつくる原因です。
セルライトの対処法とは?

身体の美しさを保つためにもセルライトができないように対処しましょう。
◎禁煙と有酸素運動
タバコを吸う方は、まずは禁煙から始めましょう。
タバコの本数が減るだけで、血管の状態が悪化するのを防ぐことができます。
有酸素運動は、血液中に多くの酵素を取り入れて血液循環や血管の状態をよくすることができるのです。
◎冷え・むくみを撃退
冷えやむくみを防ぐには、軽い体操やストレッチがおすすめ!
体操やストレッチは、身体の循環を高めて冷えやむくみの改善に効果的です。
セルライトの正体と対処法まとめ

セルライトを作らないためには、脂肪組織を柔軟に、代謝の良い状態に保つことがポイントです。
普段の生活習慣や適度な運動をすることで、セルライトを対処できます。
自身の生活を振り返って、セルライトのない美しい身体を手に入れましょう。